Pythonとは?

Python

こんにちは、今回はプログラミング言語であるPythonについてどんな特徴があるのか、どんなところに使われているのかを解説していきます。

この記事は以下のポイントをまとめています。

Point
  1. Pythonの特徴
  2. Pythonの応用例
  3. Pythonを使用するデメリット
  4. Pythonの将来性

著者も2年ほど前からPythonを使っていますが、とてもわかりやすく初心者におすすめの言語になります。実際、私の場合、Pythonを学習してから3週間程度で実行したいコードを書くことができました。

これからPythonを勉強しようかなと思っている方や、Pythonって聞いたことあるけどどんな特徴があるの?と気になっている方は是非ご覧になって下さい!

Pythonの特徴

文法がシンプルで学びやすい

Pythonの特徴としてまず挙げられるのが、文法がとにかくシンプルだということです。プログラミング言語には基本的な文法、ルールのようなものが存在しており、きちんと覚えておかないとコードを記述してもエラーにつながってしまう恐れがあります。しかし、Pythonでは文法がシンプルでその数も少ないため扱いやすく、学ぶ難易度もそこまで高くありません。そのため、プログラミング初心者の方にはオススメの言語の一つとしてよく挙げられています。

可読性が高いプログラムが書ける

Pythonの二つ目の特徴は可読性が高いコードが書けるということです。先ほどPythonは文法がシンプルであると言いましたが、文法が簡略であることでコード自体もわかりやすく誰がみても理解しやすいコードを記述することができます。例えばPythonにはインデントが採用されており、繰返し処理がある場合など一つのブロックとして記述できるため、どこまでが繰返し処理されているのかがハッキリわかります。

ライブラリが豊富

Pythonの三つ目の特徴はライブラリが豊富であるということです。ライブラリとは便利な機能がたくさん詰まっている一つのパッケージのようなものとお考えください。本来であれば大量のコードを記述しないといけないところを、ライブラリを使用することでたった一行で記述できてしまうのです。そのため、ライブラリの種類が多いということはそれだけ便利グッズが多く、コードを記述することが簡単になるということにもなります。

情報が豊富

Pythonの四つ目の特徴は情報が豊富であるということです。Pythonは汎用言語とも言われており、世界中でたくさんの人が使用している言語になります。そのため、Webサイトに転がっている情報量も必然と多くなり、エラーで困っている場合もネットで調べれば大抵のことは解決します。逆に使用人口が少ない言語では情報量が少なく、Webサイトも日本語でないこともあります。

Pythonの応用例

AI、機械学習

PythonといえばAI、機械学習ですね。この分野について勉強したいのでPythonに興味を持ったという読者様も多いのではないでしょうか?実は私も機械学習を実行するにあたってPythonを勉強し始めました。Pythonにはビッグデータ処理や機械学習用のライブラリが豊富に揃っており、「numpy」, 「scikit-learn」,「pandas」などが有名です。こういった機械学習プログラムはSNSにおけるレコメンド機能やネット通販のおすすめ機能などに使用されています。

データ処理・分析

機械学習に付随するかもしれませんが、Pythonはデータ処理・分析が得意です。膨大なデータを一つにまとめ、一括で処理したり、データからどのような傾向があるのかを分析することも可能です。有名なライブラリでは「pandas」、「numpy」、「scikit-learn」が挙げられます。また、分析結果をグラフとして可視化する「matplotlib」などのライブラリも取り揃えているので、データ分析にはもってこいの言語ですね。

Webアプリ開発

Pythonは実はWebアプリケーション開発にも使用されているのです。正直、最初聞いた時はかなり意外だなと感じました。Webアプリケーションとはその名の通りWeb上で実行されるプログラムですね。代表的な例としてはログインページや投稿、マイページ管理などが挙げられます。また、「Django」、「Flask」といった有名なフレームワークを使用することでより効率的に開発を進められるといったメリットもあります。

Pythonを使用するデメリット

処理速度が遅い

ここまでPythonのメリットや応用例を挙げてきましたが、一つデメリットについても触れていきたいと思います。

それは処理速度が遅いということです。Pythonはインタプリタ型の言語であり、コード実行する際に一行ごとに機械語に翻訳して命令しています。これはコンパイル型と言われるコードを一度に機械語に翻訳して実行する「C」、「java」、「COBOL」言語と比較すると処理速度が遅いという性質を持ちます。そのため、大規模システムやシステム根幹部分に使用するのは不向きだと言われています。

とはいえ、あくまで他の言語と比較して遅いというだけであって、私が使用している限りでは遅いと感じたことはありません。この辺りはPCのスペックに依存するところもありますが…

Pythonの将来性

最後にPythonの将来性について話します。結論としてはPythonの将来性は十分にあります。最近はIT人材が不足しており、今後IT分野の需要が伸びていく中、IT人材不足はさらに深刻になるとされています。ましてやAI・機械学習といった分野では需要が急増しており、Pythonは今後も使用されていくと見込まれています。

文法がシンプルで可読性が高いことからチーム単位で作業することに向いているとも言え、企業などでは重宝されているところも多いでしょう。また、既にPythonの使用人口が多いことから直ちに他の言語に代替されるといったこともないと考えられます。

なので、Pythonを学ぼうと思っているけれどもう遅いかな?と思っている方も安心して下さい、まだまだPythonは時代遅れとは程遠い言語と言えるでしょう。逆にPythonくらい使えないと時代遅れなんて言われる日が来るかもしれませんね…

終わりに

以上、Pythonの特徴や応用例について解説しました。この記事についてご質問やご意見などありましたらヘッダーのお問合せよりお便りいただけると嬉しいです。

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