Python リスト型

Python

こんにちは!ぼりたそです。今回はPythonのデータ型の中でもリスト型についてまとめた記事を作成しました。

この記事は以下のポイントをまとめています

Point
  • リストとは?
  • リストの作成
  • 要素の追加
  • 要素の上書き
  • 要素の削除
  • 要素の並び替え

リストもPythonを使用するにあたって必要不可欠な概念ですので、しっかりと覚えたいところです。ぜひ見ていって下さい!

リストとは?

データ型の中でもリスト型とはデータを一元管理できるような機能を持っています。例えば[1,2,3,4,5]のような形がリストであり、要素と呼ばれるデータを[ ](大括弧)で括ったような形になります。リストに内包されている要素はインデックス番号と呼ばれる通し番号が自動で割り当てられており、0から始まります。なので、a = [1,2,3,4,5]というリストがあった場合、aの0番目のインデックスである要素は1になります。

リストの作成

それでは、リストを実際に作成してみましょう。リストを作成するには単純に[ ]で要素を括るといった方法になります。以下にサンプルコードを示します。

l = [1,2,3,4,5]
print(l)
type(l)
#出力結果
#[1,2,3,4,5]
#list

l = ['ぼ','り','た','そ']
print(l)
#出力結果
#['ぼ','り','た','そ']

要素の追加

リストは新たに要素を追加する機能もあります。方法としては以下の3つが挙げられます。

  • appendメソッドの使用
  • insertメソッドの使用
  • インデックス番号を指定して要素を代入

以下ご紹介して行きます。

appendメソッド

リストの要素を追加する方法としてはappendのメソッドを使用する方法があります。list.append(要素)とすることで任意の要素を追加することができます。以下にサンプルコードを示します。

l = [1,2,3,4,5]
l.append(6)
print(l)
#出力結果
#[1,2,3,4,5,6]

insertメソッド

insertメソッドを使用すれば任意の場所に要素を追加できます。list.insert(index, 要素)とすれば任意の場所に要素を追加することができます。以下にサンプルコードを示します。

l = [1,2,3,4,5]
l.insert(3,100) #インデックス3に100を追加
print(l)
#出力結果
#[1,2,3,100,4,5]

インデックス指定して要素を代入

リストの要素を追加する方法としてはインデックス番号を指定して要素を代入するといった手段もあります。list[index] = 要素とすれば追加できますが、indexは最後のインデックスに1を足した数を指定しましょう。サンプルコードを以下に示します。

l = [1,2,3,4,5]
l[5] = 6#lの一番最後インデックスが4のため新たにインデックス5の値を指定する
print(l)
#出力結果
#[1,2,3,4,5,6]

要素の上書き

リストの要素は上書きすることができます。方法はインデックス番号を指定した上で新たな要素を代入します。サンプルコードを以下に示します。

l = ['apple','banana','orange']
l[0] = 'boritaso'
print(l)
#出力結果
#['boritaso','banana','orange']

要素の削除

リストの要素は削除することができます。方法は以下3つが挙げられます。

  • clearメソッドの使用
  • removeメソッドの使用
  • delの使用

以下、ご紹介していきます。

clearメソッド

clearメソッドはリスト内の要素を全て削除できます。単純にlist.clear()とすれば実行できます。以下にサンプルコードを示します。

l = [1,2,3,4,5]
l.clear()
print(l)
#出力結果
#[]

removeメソッド

removeメソッドはリスト中で指定したデータを検索し一番最初にヒットした要素を削除します。list.remove(要素)で実行できます。以下にサンプルコードを示します。

l = [1,2,3,4,5]
l.remove(3)
print(l)
#出力結果
#[1,2,4,5]

del

delは任意の範囲で要素を削除することがきます。del list[インデックス]で実行できます。

l = [1,2,3,4,5]
del l[2]
print(l)
#出力結果
#[1,2,4,5]

要素の並び替え

リストの要素は並び替えることができます。sortメソッドを使用する方法をご紹介します。

sortメソッド

sortメソッドはリストを並び替えることができ、昇順か降順の選択も可能です。list.sort(reverse=True or False)で実行できます。

l = [3,2,5,4,1]
l.sort(reverse=False)
print(l)
#出力結果
#[1,2,3,4,5]

l.sort(reverse=True)
#出力結果
#[5,4,3,2,1]

終わりに

以上、リストについて解説しました!リストの機能って実はまだあるのですが、それはまた次回以降にして今回はリストとは何か?リストのメジャーな機能についてまとめてみました。リストひとつとってもPythonとは奥深いですねぇ…

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