こんにちは!ぼりたそです。今回はPythonのif文についてまとめた記事を作成してみました。
この記事は以下のポイントでまとめています。
if文とは条件分岐の処理に用いる文法でPythonでは重要な基本文法の一つになります。使いこなせれば様々なところで役に立つこと間違いなしなのでぜひ見ていってください!
if文とは?
if文とはPythonにおける条件分岐の処理を行う構文になります。例えば、2の倍数であれば偶数、そうでなければ奇数と返すプログラムを組みたい時などはif文を使用することになります。if文には基本的に条件式を使用します。条件式には演算子が用いられ、以下に記載するものがよく使用される演算子です。
演算子 | 意味 |
A == B | AとBは等しい |
A != B | AとBは等しくない |
A >= B | AはB以上 |
A <= B | AはB以下 |
A > B | AはBより大きい |
A < B | AはB未満 |
if 条件式
if文の基本的な文法としてはif 条件式と記述した後に条件が真だった場合の処理を記述する形式を取ります。また、条件式の後に:をつけることで改行したときにインデントとしてスペースが空いた状態でコードを記述することになります。このインデントはif文の処理として一つのまとまりであることを示します。
fee = 120000
if fee >= 100000:
print('高すぎる')
#出力結果
#高すぎる
if 条件式 else
if構文を記述する際に条件式が真である場合の処理は実行されますが、偽だった場合の処理もして欲しいなんてこともありますよね。そんな時はelseを使うと偽だった場合の処理を行うことができます。elseは特に条件式を書くことはありませんが、「 : 」をつけることを忘れないようにしましょう。
以下に今日の気温から猛暑日かそうでないかを出力してくれるサンプルコードを載せましたので、else 条件式についてイメージをつかんでいただければと思います。
temp = 31 #気温
if temp >=35:
print('猛暑日です')
else:
print('猛暑日ではありません')
#出力結果
#猛暑日ではありません
if 条件式 elif 条件式
if文において最初の条件式で偽であった場合、追加の条件式で条件分岐させたいときがありますよね。その場合はif 条件式 elif 条件式の構文を用います。例として以下に今日の気温から夏日、真夏日、猛暑日のどれに該当するかを出力してくれるサンプルコードを示します。
temp = 26
if temp >= 35:
print('猛暑日です')
elif temp >= 30:
print('真夏日です')
elif temp >=25:
print('夏日です')
#出力結果
#夏日です
このようにelif 条件式の構文を使用することで複数の条件分岐から分類分けなどができたりするのです。あまり条件分岐を多くし過ぎると訳がわからなくなるので注意ですが、よく使用する構文ですので覚えておいて損はないと思います。
終わりに
以上がif文についての解説になります。条件分岐はPythonでコードを書いていれば必ず使う構文なので絶対に覚えてください!使いこなせれば条件によって実行する処理を分けられたりとそれなりのコードを記述できると思います。ぜひ頑張って身につけてみて下さい!